What Is Pepe (PEPE)? All-Time Highs, ETF Filing, Domestic Listings — The Complete Guide to the Frog Meme Coin, 2026 Edition
ポイント
- PEPEはインターネットミーム「Pepe the Frog」に着想を得たコミュニティ主導のトークンで、2023年4月にローンチされた
- 2026年4月8日、資産運用会社Canary CapitalがSECにスポットETFの申請書(S-1)を提出。ミームコインとして初めて規制商品化への道を歩み始めた
- 2026年5月28日時点の時価総額は約14.1億ドル、価格は$0.00000336で推移
- 国内では2024年10月にBITPOINT、2025年5月にCoincheckがPEPEの取り扱いを開始し、日本からでも正規ルートでの購入が可能になった
「ミームコインに実力はない」——そう思いながらも、2023年の春にPEPEを買った人間が何人もの「億り人」を生み出した事実は無視できない。筆者自身、当時のPEPEの急騰を横目で見ながら「さすがに乗り遅れた」と思った記憶がある。それから3年が経ち、今やPEPEはスポットETF申請という前代未聞のフェーズを迎えている。ミームコインの中でも一線を画す存在になりつつあるPEPEを、現時点の情報でまとめる。
PEPEとは
PEPEはイーサリアム上に展開されたデフレ型ミームコインで、Matt Furieが生み出した「Pepe the Frog」というインターネットミームへのトリビュートとして誕生した。Shiba InuやDogecoinのような先行ミームコインの人気に続くことを目指したプロジェクトだ。
ただし、最初から明言しておく必要がある。PEPEには本質的な価値も実用性もなく、純粋にエンターテインメントとコミュニティエンゲージメントのために設計されたトークンだ。それが逆に「正直さ」として評価される皮肉な世界でもある。
PEPEが差別化を図る要素として掲げるのが「無税ポリシー」——つまり取引手数料ゼロのシンプルな設計だ。実用性を一切謳わない点も、コミュニティから「誠実なミームコイン」として支持される理由になっている。
プロジェクトの創設者は匿名で、プレセールなしにひっそりとローンチされ、コントラクトのオーナーシップも放棄された。Matt Furie本人やその作品との公式な関係はない。
仕組み・技術
イーサリアムのERC-20トークン
PEPEはイーサリアムブロックチェーン上のERC-20トークンで、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)コンセンサスメカニズムによって保護されている。PoSとは、膨大な計算作業(マイニング)ではなく、ETHを担保(ステーク)することでネットワークを維持する仕組みのことだ。PEPEトークン自体が独自のブロックチェーンを持つわけではなく、イーサリアムのセキュリティをそのまま借り受ける構造になっている。
トークン供給とバーン設計
発行上限は420.69兆PEPE(420.69 Trillion)で、現在はその全量が流通している。数字の「420」と「69」はインターネットミーム文化に由来するネタ仕込みだが、この膨大な供給量が「1枚あたりの単価がゼロに近く見える」理由でもある。
最大供給量の93.1%はUniswapの流動性プール(LP)に送られ、LPトークンはバーン(焼却)済み。残りの6.9%は将来のCEX(中央集権型取引所)上場やブリッジ向けにマルチシグウォレットで管理されている。
また定期的にトークンの一部をバーン(永久消却)するメカニズムがあり、420.69兆枚という途方もない総供給量に対して希少性を維持する設計になっている。
コントラクトアドレス
PEPEのイーサリアム上のコントラクトアドレスは「0x6982508145454ce325ddbe47a25d4ec3d2311933」だ。類似したフェイクトークンが多数存在するため、このアドレスの確認は必須だ。
歴史・主要マイルストーン
2023年4月〜5月:突然の爆誕と急騰
PEPEはインターネットカルチャーのライトな側面を体現するトークンとして、2023年4月にローンチされた。
2023年4〜5月にかけてPEPEの時価総額は一時16億ドルに達し、早期ホルダーの中から億万長者を生み出した。さらに「ミームコインシーズン」とも呼ばれる現象を引き起こし、後続の無数のミームコインが乱立するきっかけにもなった。
Binanceへの上場後、PEPEの価値は222%以上急騰し、史上最高値を更新した。ローンチ当日に購入してBinance上場直後に売れた人間は、文字通り数百〜数千倍のリターンを得た。
2024年:ミームコインブーム再来と最高値更新
2024年前半はビットコインの半減期イベントを背景に市場全体が強気に転換。PEPEも追い風を受けて急上昇した。PEPEの史上最高値は$0.00002803を記録している。
国内では2024年10月30日にBITPOINTが、2025年5月13日にCoincheckがPEPEの取り扱いを開始した。国内正規ルートでの取引環境がようやく整い始めた形だ。
2026年1月:年始のミームコイン祭り
2026年の第1週は、ミームコインが強烈な上昇で幕を開けた。PEPEはBONK、FLOKI、PENGUなどとともに約70%の急騰を記録し、AIトークンを含む他の暗号資産セクターを大幅に上回るパフォーマンスを見せた。
2026年1月3日には、PEPEとDogecoinが25%急騰し、ミームコイン市場全体の時価総額が338億ドルに達した。
現在の市場動向(2026年5月)
価格と時価総額
2026年5月30日現在、PEPEの価格は$0.0000034。史上最高値が$0.00002803、史上最安値が$0.00000006で、現在の時価総額は約14.3億ドル規模だ。
直近7日間では-10.40%の下落となっており、市場全体(-2.40%)やミームコインセクター(-5.20%)を下回るパフォーマンスが続いている。ミームコイン全体が踊り場を迎えている局面と一致している。
最大のトピック:スポットETF申請
投資会社がPEPEを組み込んだETF(上場投資信託)の規制承認を正式に申請。Canary Capitalによるこの申請は、PEPEを正式な資産クラスとして位置づける大きな一歩で、ミームコインとしての信頼性を高める可能性がある。
ただしSECが申請を却下する可能性もあり、近期的には中立〜ネガティブ要因になりうる。決定のタイムラインは不透明で、2026年中の重要な注目ポイントだ。
ホルダー数の増加
2026年4月中旬以降、オンチェーンデータではホルダーアドレス数が37,000増加して551,500以上に達した。この成長は組織的なマーケティングではなく、SNSとミーム文化を通じたオーガニックなものだ。
規制面の動向
米上院銀行委員会は2026年5月14日に「CLARITY Act」を15対9で可決。法案は上院の本会議採決に進み、SECとCFTCのデジタル資産に対する管轄権を明確化することを目的としている。規制の明確化は長期的にはミームコイン市場にとってもプラスに作用しうるが、PEPEのような実用性のないトークンへの影響は慎重に見極める必要がある。
日本での購入方法
取扱国内取引所(2026年5月時点)
国内では、金融庁登録の暗号資産交換業者としてBITPOINTとCoincheckの2社がPEPEを取り扱っている。
BITPOINT(ビットポイント) 2024年10月30日に国内で最初にPEPEの取り扱いを開始した取引所で、現物取引に関わる手数料が無料なのが特徴だ。最小購入金額は500円程度から。
Coincheck(コインチェック) Coincheckでは2025年5月13日よりPEPEの取り扱いを開始した。販売所形式で、スマホアプリから手軽に取引できる。スプレッド(売買の価格差)が実質的なコストになる点は確認しておきたい。
bitFlyer(ビットフライヤー) bitFlyerでもPEPEを取り扱っており、販売所では1円から購入可能。土日祝日を含む24時間365日取引できる。
GMOコインやSBI VC Tradeでの取扱は2026年5月時点では確認できていないため、最新状況は各社の公式サイトで確認されたい。
海外取引所
PEPEはGate、Bybit、OKXなど世界中の大手取引所で取引可能で、120以上の取引所・220以上のマーケットで扱われている。ただし、未登録の海外取引所の利用は日本の法律上グレーゾーンであり、金融庁に登録された国内取引所の利用を優先することが安全だ。
投資リスクと注意点
実用性ゼロというリスク
PEPEはMatt Furie本人と公式なつながりはなく、本質的な価値も期待収益も持たない。純粋にエンターテインメントとコミュニティ目的のトークンだ。これは欠点ではなく仕様として公言されているが、長期的な価値の裏付けがない以上、相場はコミュニティの熱量次第で大きく動く。
超高ボラティリティ
高レバレッジのロングポジションと大口ホルダーの利益確定が組み合わさり、PEPEは短期的に著しいボラティリティリスクにさらされている。ミームコインは数日で数十%動くことが珍しくなく、精神的な耐性が求められる。
開発チームの匿名性
PEPEには正式な開発チームも技術的なロードマップも存在せず、ミーム文化だけを頼りに運営されている。2023年には元開発メンバーによる不正引き出し疑惑も報道されており、ガバナンス面の脆弱性はぬぐえない。
日本の税制
日本では仮想通貨(暗号資産)の売却益・スワップ益・決済益はすべて雑所得として扱われ、他の所得と合算した上で最大55%(住民税込み)の税率が適用される。PEPEのような値動きの激しいトークンは短期間で大きな含み益が生まれることもあるが、課税タイミングと税額の把握は必須だ。仮想通貨の取引記録は必ずログを保持しておこう。
まとめ
PEPEは「何の役にも立たないコイン」として誕生し、それを逆手にとったコミュニティの熱量で14億ドル超の時価総額を持つに至った。直近の動向はテクニカルなアップグレードではなく、市場構造の変化とコミュニティの成長に集中しており、純粋なミームからより広範な注目を集める資産へと進化しつつある。
2026年5月末現在、機関投資家向けのETF申請という制度的な動きが話題になる一方、「ミームコインはゼロになりうる」という批判的な声も根強い。コミュニティはX(旧Twitter)を中心に長期的な文化的地位への楽観論と、投機的な性質への冷静な認識が混在している状況だ。
ETF申請の行方、規制整備の進捗、そしてビットコイン相場の動向——この3つがPEPEの今後の価格を左右する主要なファクターになる。
よくある質問
Q1. PEPEのコントラクトアドレスは?偽物に引っかからないためには?
イーサリアム上の正式なコントラクトアドレスは「0x6982508145454ce325ddbe47a25d4ec3d2311933」だ。MetaMaskなどのウォレットにPEPEを追加する際はこのアドレスを直接コピー&ペーストし、スペルミスのないことを確認すること。「PEPE」という名前の類似トークンは多数存在するので、取引所や公式情報源からアドレスを引用するのが鉄則だ。
Q2. PEPEはステーキングできる?
PEPEには長期保有者に対するリワード(報酬)の再分配システムがあるが、国内の主要取引所(BITPOINT、Coincheck、bitFlyer)の販売所でのステーキングサービスは2026年5月時点では提供されていない。DeFi(分散型金融)プロトコルを使えば流動性提供(LP)による利回り獲得は可能だが、スマートコントラクトリスクや「ガス代」(イーサリアムネットワーク上の取引手数料)が別途かかる点に注意が必要だ。
Q3. PEPEの史上最高値はいくら?現在はどれくらい下がっているの?
PEPEの史上最高値は$0.00002803を記録している。2026年5月末現在の価格はそのATHから約87.9%下落した水準で取引されている。一方で史上最安値からは6,000%以上上昇していることも事実だ。ミームコインの特性上、この両方の数字が同時に真実として存在する——それがPEPEというトークンの本質をよく表している。
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